こんにちは、主婦ブロガーのにゃんころです。
始めに言っておきますが、ChatGPTで「完全」に記事を自動作成するのは今のところ難しいです…
ですが!ChatGPTに記事作成を手伝ってもらうことで質の高いコンテンツで比較的楽に作ることが可能です。
ChatGPTを活用することでブログを書くスピードが上がり、結果的に早く稼げるようになります。
有名なブロガーさん(月収300万〜400万)も、Chat GPTを活用して記事を作成しているよ
- ChatGPTを利用するメリット・デメリット
- ChatGPTを使ってブログを作成する具体的な方法
- すぐに活用できるテーマ別のプロンプト
今回は、ChatGPTを使ってブログ記事を短時間で作成する方法を具体例を使って詳しく説明します。
WordPressブログを作成する
Chat GPTで記事を作成する前に、
「ブログで稼ぐ仕組みがわからない」という方はこちらの記事からご確認ください。
Chat GPTを使って稼ぐためにはWordPressブログが必須です。
「ブログ作成の手順が知りたい」という方はこちらの記事をご確認ください。わかりやすく紹介しています↓
ChatGPTでブログ記事を作成するメリット
ChatGPTを活用してブログ記事を作成するメリットを解説します。
時短できる
ブログ記事の作成には様々な工程があります。それぞれの工程の際にChat GPTを活用することで、大幅に時短できます。
- 見出し構成の作成
- 本文の執筆
- タイトルの作成
- ペルソナの想定を出す
- プラグインを使えば競合調査も可能
- リライトにも活用できる
優秀な助手になってくれる
また、ChatGPTはブログ制作を手伝ってくれる優秀な助手になります。
これらをクラウドソーシングサイトなどで人に頼むと人件費が発生してしまいますが、Chat GPTなら0円です。
- ブログの記事ネタなどのアイデア出し
- ブログ全体やキーワードのターゲットを考察
- 関連キーワードを与えてSEOに強い記事を作成
- webpilotを使って参考用のページを読み込ませる
- ちょっとした質問、調べもの
- 簡単な表の作成 など
助かる〜!
ChatGPTを利用するデメリット
ChatGPTを利用するデメリットは、以下の3つがあります。
プロンプトの勉強や慣れが必要
最初はなかなか期待したレベルの回答が出てきません。
プロンプトの作り方やコツをつかむことで、精度の高い記事を、速いスピードで作れるようになります。
人の目のチェックが必要
ChatGPTの無料版は2021年9月までの情報をもとにしており、それよりも新しい情報は「提供できない」という答えが返ってきます。
(有料版でプラグインを使えば、この問題は解決可能)
また、新しい内容ではなくても、間違った情報を出力することがすくなくありません。
競合調査は自分で行う必要がある
ChatGPTを使う際は、キーワード調査や競合調査をあらかじめおこない、それらの参考データをプロンプトで与えるなどの手間が必要です。
オリジナリティが低くなる
オリジナル要素を加えたり読者目線のブログ記事にするためには、ChatGPTで作成したものに人間が手を加える必要があります。
逆に、ひと手間をかけてやり方やプロンプトを工夫すれば、SEOに強い記事を作ることは可能です。
ChatGPTでブログを作成する手順
1.ChatGPTに登録
まずはChatGPTへ登録しましょう。
- 無料版
- 有料版
を選ぶことができます。
有料版と無料版の違いは下記の通りです。
無料版(GPT-3.5) | 有料版(GPT-4) | |
---|---|---|
費用 | 無料 | 約3000円 |
機能 | 文章生成のみ | ・文章生成 ・画像や音楽生成 ・プログラミングコード生成 |
プラグイン機能 | 使用不可 | 使用可 |
2.キーワードの選定・調査
登録が完了したら、キーワード選定をおこないます。
キーワード調査や競合調査を行い、どのキーワードで上位表示を狙うか、どんな内容の記事を作るべきかを決めます。
このへんの調査をChatGPTに任せるのは難しいため、人の手で実施するのがよいでしょう。
3.プロンプトを入力
実際にChatGPTで記事を作るために、プロンプトを入力しましょう。
ChatGPTを開いた画面の下にあるメッセージ入力窓(にプロンプトを入力してください。
一気にやろうとすると、なかなか良いものが出ないので、工程ごとに分けて入力します。
工程ごとに入力するプロンプトは次の項目で解説しています。
4.リライトやファクトチェックを実施
ファクトチェック、権利侵害(著作権・商標権・個人情報など)の確認、コピーチェックは必ず人間が実施するようにしてください。
知らないうちに他人のコンテンツをパクってしまっていたり、著作権などの権利を侵害してしまっていることもあります。
【プロンプトあり】ChatGPTでブログ記事を作成する手順
より具体的な指示であればあるほど、より人間らしく具体的で個性的な内容を生成してくれます。
より具体的とは、文章のトピックや文章の目的、ターゲットとなる文章を読む人や文章のスタイルやトーンなどです。
ChatGPTでブログ記事を作成する際に実際に活用できるプロンプトを、以下の5つの工程ごとに解説します。
これ以外にもたくさんのプロンプトがありますが、自分自身で試行錯誤してより良いプロンプトを探してみてください。
1:記事タイトル
まずは、ChatGPTでブログの記事タイトルを作成してみましょう。
対策キーワードを指定するだけのプロンプトでもOKなのですが、より精度の高い記事タイトルを作成するには、細かな条件を指定するのがポイントです。
例えばターゲット・記事の大まかな内容・使いたい関連キーワードなどを条件に加えてみましょう。
あなたは〇〇〇〇〇〇について発信するブロガーです。以下の条件に従って、ブログ記事のタイトル案を5つ作成してください。
#ターゲット:
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
#対策キーワード:
「〇〇 〇〇〇」
#記事の内容:
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
#関連キーワード:
〇〇〇、〇〇〇、〇〇〇、〇〇〇、〇〇〇、〇〇〇
#出力の条件:
・対策キーワードは必ず含める
・関連キーワードもなるべく含めるようにする
・文字数は30文字から38文字の間にする
文字数などは言うことを聞いてくれないことが多いですが、アイデアとしては使えるものを出力してくれます。
2:見出し構成
次に、ChatGPTでブログ全体の見出し構成(目次)を作成してみましょう。
繰り返しになりますが、個人的には見出し構成は自分で作ったほうがいいと思いますが、もしChatGPTで作るとしたら下記のようなプロントがおすすめです。
手順としては、下記の3ステップです。
- 対策キーワードで上位表示されている競合見出し(上位3~5つほど)をChatGPTで抽出
- 対策キーワードの関連キーワード(サジェストキーワード、再検索キーワードなど)を自分で調査
- 上記2つを材料に、ChatGPTで見出し構成を生成
このプロンプトではURLの読み込みをおこなうため、有料版ChatGPTとプラグインのWebPilotを利用します。
また、見出しの抽出は1つ1つ個別でおこなう仕様にしています。
一度に複数URLの読み込みをおこなうとエラーになりやすいためですが、このへんは様子をみつつ調整してください。
#プロンプト1
下記のURLを読み込み、見出し構成を抽出してください。
{検索上位記事のURL①}
この抽出結果はあとで利用するので覚えておいてください。
————————
#プロンプト2
下記のURLを読み込み、見出し構成を抽出してください。
{検索上位記事のURL②}
この抽出結果はあとで利用するので覚えておいてください。
————————
#プロンプト3
下記のURLを読み込み、見出し構成を抽出してください。
{検索上位記事のURL③}
この抽出結果はあとで利用するので覚えておいてください。
————————
#プロンプト4
下記のURLを読み込み、見出し構成を抽出してください。
{検索上位記事のURL④}
この抽出結果はあとで利用するので覚えておいてください。
————————
#プロンプト5
下記のURLを読み込み、見出し構成を抽出してください。
{検索上位記事のURL⑤}
この抽出結果はあとで利用するので覚えておいてください。
————————
#プロンプト6
あなたは○○○○○○を発信するブロガーです。
「○○○」という検索キーワードで上位表示を狙う記事を作成します。
下記の条件を参考に、理想的な見出し構成を提案してください。
##条件1:
見出しを生成する際は、下記のプロンプトで抽出した各ページの見出し構成を参考にしてください。
・プロンプト1
・プロンプト2
・プロンプト3
・プロンプト4
・プロンプト5
##条件2:
見出しには下記の関連キーワードを必ず含めてください。
・○○○○○
・○○○○○
・○○○○○
・○○○○○
・○○○○○ ……
3:リード文
ChatGPTでリード文(導入文)を作成します。
手作業で記事を作る際は最後に作ることをおすすめしていますが、ChatGPTで作成する場合は、記事タイトルと見出し構成があれば作ることができます。
仮のものとして作っておき、最後に人の手で清書するのがおすすめです。
あなたは○○○の情報を、○○○向けに発信するブロガーです。
「○○○○○○○○○」というタイトルでブログ記事を書きます。
検索上位を狙っているSEO対策キーワードは「○○○」です。
下記の条件を基に、このブログ記事に最適な導入文を作成してください
##条件1:導入文は300文字以内で出力してください
##条件2:導入文は、下記の見出し構成を要約してまとめてください。重要度はH2〉H3です
##条件3:導入文には下記の言葉を必ず含めてください。
・「重要なサジェストKWや再検索KW」
・「重要なサジェストKWや再検索KW」
・「重要なサジェストKWや再検索KW」 ……
##見出し構成:
【H2】○○○○○○
【H3】○○○○○○
【H3】○○○○○○
【H2】○○○○○○
【H3】○○○○○○
【H3】○○○○○○
【H3】○○○○○○ ……
けっこう使える文章を出してくれます。
4:本文
ChatGPTで本文を作成するときは、見出しごとに作成するのがおすすめです。
見出しごとの関連キーワードや共起語を材料とするだけでも生成可能ですが、
さらにプラグインのWebPilotを使って上位表示ページのURLを読み込ませることで、精度の高い文章が作成できます。
あなたは○○○の情報を発信するブロガーで、初心者向けに○○○に関するブログ記事を書きます。
「○○○」という見出しの本文を、下記の条件を基に作成してください。
この見出しで意識するSEOキーワードは「○○○」です。
##条件1:見出し本文は400文字以内で出力してください。
##条件2:下記のURLの内容を読み込み、情報をまとめてください。
・{URL}
・{URL}
・{URL}
##条件3:見出し本文には下記の言葉を必ず含めてください。
・「共起語や必ず入れたい言葉」
・「共起語や必ず入れたい言葉」
・「共起語や必ず入れたい言葉」 ・・・
いっぺんに読み込むURL数が多いとうまくいかない可能性があるので、3つ(多くても5つ)くらいが理想です。
見出しと関係ないURLを読み込ませても意味がないので、その見出しごとに最適な、関連性の高いページを指定してあげてください。
5:改善点の洗い出し
記事の完成後には、ChatGPTに改善すべき点を洗い出してもらうこともできます。
誤字脱字チェックにも活用できます。
以下のテキストを確認し、より分かりやすい文章に改善してください。
テキスト:
”ここにテキストを入力”
##やるべきこと
・誤字脱字をチェックする
・文章の修正と加筆を行い、推敲をする
・専門知識がない人が読んでも理解できるような文章にする
##回答例
・改善後の文章:
・改善点:
ただし、複数の見出しをまたぐ文章などでは、見出し構成を無視して再構成してしまうので、見出し毎に細かく分けてあげることが必要です。
また、ChatGPTは箇条書きにまとめがちなので、その際は「箇条書きを使わずに」「箇条書きをせずに平文で」などをプロンプトに条件として追加するのも良いでしょう。
短く要約してしまうことが多いので、「そういうまとめ方もあるかな」くらいでOKだと思います。
ChatGPTでブログを量産するコツ
ChatGPTでブログ記事を効率よく量産するコツを解説します。
有料版(約2,600円)を使う
有料版を使うことで、より効率的にブログ記事が制作できます。
ChatGPTでは、現在GPT-3.5とGPT-4の2つの言語モデルを取り入れており、有料版は性能の高いGPT-4を採用。
無料版と有料版の違いは下記のとおりです。
無料版(GPT-3.5) | 有料版(GPT-4) | |
---|---|---|
費用 | 無料 | 約3,000円 |
機能 | 文章生成のみ | ・文章生成 ・画像や音楽生成 ・プログラミングコード生成 |
プラグイン機能 | 使用不可 | 使用可 |
特に最新情報を参考にする必要のあるテーマの場合、2021年9月までの情報しか学習していない無料版では、間違いが多かったり、そもそも回答を得られないなどの可能性が高いです。
また、一番大きいのが有料版ではプラグインが使える点。
特にURLを読み込めるWebPilotはとても便利で、最新の情報を参照できたり、他のWebサイトを参考に文章を生成することができます。
プラグインを活用
有料版に登録することで、ChatGPTの機能を拡張できるプラグインが活用できます。
例えば、ブログ運営に役立つChatGPTプラグインには下記のようなことができます。
ブログ運営に役立つChatGPTプラグイン一覧
プラグイン名 | 機能 |
---|---|
SEO.app | SEO機能。 WebサイトのSEOスコアを自動的に計算し、改善のためのアドバイスをおこなってくれる。 SEOに強い記事作成もおこなえる。 |
WebPilot (オススメ) | 指定したURLを読み込める。 ネットから最新情報を入手できるとともに、ページ内の情報を要約したり、内容を抽出することができる。 |
Scraper | 指定したURLの情報をスクレイピング(抽出)できる。 【使い方の例】 Amazonの検索結果ページから価格、星、評価数 などを抽出ぶ |
Prompt Perfect | ユーザーが入力したプロンプト(指示文)を自動的に最適化し、より精度の高い出力が得られる。 ChatGPTに最適化したい指示を伝えて’perfect’と入力するだけ。 |
Kakaku.com | 「価格ドットコム」のWebサイトを参考に、さまざまな商品の価格が比較できるプラグイン。 リンクも出力されるので、最安値の調査などに活用できる。 |
PlugFinder | ChatGPTプラグインを検索できる。 便利なプラグインの発見に役立つ。 |
Now | GoogleやTwitterのトレンドを調べることができる。 記事ネタなどのアイデアを得る目的に活用できそう。 |
Color Palette | イメージや目的などを伝えると、最適なカラーパレット(色の組み合わせ)を作成してくれる。 ブログのデザインなどに役立つ。 |
daigr.am | データを入力すればグラフの作成をしてくれる。 円グラフ・棒グラフ・折れ線グラフなどスタイルも豊富で、記事内にグラフを挿入したい際に役立つ。 |
BizToc | 興味のある分野の情報収集をおこなってくれる。 その日のニュースなどを即座にリストアップしてくれる。 ブログのために情報収集が欠かせない人におすすめ。 |
ScholarAI | 4千万以上ある論文から目的のものを検索してくれる。 別途「ChatwithPDF」でPDFを読み込むことも。 ブログ記事内に論文を引用したい時におすすめ。 |
Copywriter | Webサイトの改善点のアドバイスを瞬時にリストアップしてくれる。 意外と的確な指示をくれるのでおすすめ。 |
Capcut | プロンプトを入力し、動画をアップロードすると、プロンプト通りに動画の編集を自動で行ってくれる。 ブログとYouTubeを平行運用している人には大きな武器になる。 |
よく使うプロンプトをテンプレ化する
ChatGPTを利用してブログ記事を作成する際には、よく使うプロンプトをテンプレ化しておくことをおすすめします。
コピペし、必要な部分だけを書き換えればいいので、とても時間短縮になるでしょう。
AIっぽい回答を避ける方法
ChatGPTを活用していると、どうしても文章に体温を感じず、「なんかAIっぽいな」と感じることありますよね。
できるだけ具体的な指示を出す
AIっぽい回答を避ける方法は、できるだけ具体的な指示を出すことです。
もしくは、プラグインを導入することで「人間っぽい」とまではいかなくてもより自然な回答にすることはできます。
「Humanize」を利用してとり自然にする
Humanizeというプラグインを導入すればAIga生成した文章をより自然な形に変換することができます。
例えば、AIが生成した次の文章だと
“AIの進化は日々進行しており、その中でHumanizeは重要な役割を果たしています。”
この文章を「Humanize」の「paraphrase」メソッドを使ってパラフレーズすると、次のようになります。
“AIの発展は日々止まることなく進んでおり、その中でHumanizeは大きな役割を担っています。”
やや人間らしくなったのではないでしょうか。
ChatGPTを使えば効率的に記事作成を行える
ChatGPTでブログ記事の作成を行うことによって、記事作成に必要な工程を時短することができます。
ですが、ChatGPTでSEOで戦えるブログ記事を作るには、SEOに関する知識の底上げと、プロンプトの作り方に慣れることが必要です。